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明星の詩(うた)  ー窓をあけて星と語るー

myoujouart.exblog.jp

明星ライブラリーからお届けする、アート、本、暮らし、自然、などにまつわる日々のジャーナル。

河津桜_c0352652_904330.jpg

撮影:2015.3.9


河津桜の川の道に誘われて。

田原市の免々田(めめだ)川沿いの河津桜が満開です。







# by myoujoulibrary | 2015-03-12 09:00 | 写真(pictures)
brazil_c0352652_19431557.jpg

painting:2015.2.25


異質なもの、未知なものをそのまま認め、受け入れ、

共存共栄してゆく創造性たくましい土壌。





# by myoujoulibrary | 2015-03-05 19:42 | paintings & drawings
let it happen, let it flow_c0352652_1922686.jpg
                 painting:2015.2.25


4月に開催する「ブラジル的生き方」をテーマとした

音楽とトークの催しのイメージで。

Let it happen,Let it flow.

その場所、その時間、そこにしかないふたつとない瞬間に

生まれて、次なるものへと結ばれてゆくかたちのないもの。





# by myoujoulibrary | 2015-03-05 19:21 | paintings & drawing
海からの贈物_c0352652_7584156.jpg

こちらは昨年、近くの浜にて拾った貝殻と石。



今日、中学校を卒業する生徒さんに、いつか読んでもらえたら嬉しい本を

昨日の受験直前学習の合間にご紹介しました。


「海からの贈物 」/アン・モロウ・リンドバーグ

海からの贈物_c0352652_7584220.jpg
 
リンドバーグ夫人はアメリカの飛行家で世界で初めて

太平洋単独無着陸飛行を成功させたリンドバーグ大佐の夫人。

日常生活から離れ一人、海辺の生活の中で静かに女性として、

自分としての在り方を見つめていく時間。

浜辺に打ち上げられる貝殻を拾ってそれぞれの貝殻からのイメージを、

成長する人生の各ステージの象徴として照らし、読み進めていくうちに

次第に自分が解放され、心が伸びやかになっていくのを感じます。


リンドバーグ夫人は浜辺で贈物を受け取るときの心構えについて

大切なのは「忍耐と信仰」、と語っています。

「何がそこから打ち上げられるか分からない。それをこちらから探そうと
してはならないし、ましてはそれ欲しさに砂を掘り返したりすることは許されない。
我々は海からの贈物を待ちながら、空虚になってそこに横たわっていなければならない。」

ほら貝が教えてくれる「恩寵とともに」ある状態。自分の内側と外側、

また自分と世界とが完璧に調和のとれた状態でしょうか。

つめた貝が教えてくれる「自分という杯」を満たすために一人になる、ということ。

日の出貝が教えてくれる、ある2人の純粋な美しい関係、それは同時に

はかなくて壊れやすく、だからこそ永遠の価値をもつような・・・。

牡蠣のもつかたちが教えてくれる生活とともにある成長のためのプロセス。

そしてもっとも人間的な愛で結びつけられたような関係を象徴するのは

「たこ舟」と語ります。


「与える」という本能を持つ女性のその働きははっきりとしたかたちをとらず、見えにくい。

いつしかその器が枯れそうになったときに大切なのは「一人になる時間」。

その中で自分の本質を確認し、創造的になり、生きる軸を見出すことの

必要性を気付かせてくれます。


女性、男性に限らず、もしも日々の忙しい生活の中で心が散乱したり弱く感じたり

する時にはこの本の言葉やイメージのもつ詩情が、きっと優しく包んでくれることと思います。

私にとっても、いつも傍に置き、折に触れて読み返したくなるような

大切な一冊です。


卒業おめでとうございます。








# by myoujoulibrary | 2015-03-05 07:58 | 教室の風景(at my class)
夜のククサさん_c0352652_12322915.jpg

撮影:2月28日

豊橋市 カフェ ククサさんにて。

この日は月に一度(毎月第4土曜日)の「夜ククサ」の日。

いつもは夕方6時にはcloseとなるククサさんで夜まで

まったりと過ごせる特別な時間。

オーナーさんにお借りしていたMadelein PeyrouxのCDと雑誌と

お土産にハート型のお煎餅を持って。


常連のお客さんとの温かく愉快な夜噺が楽しくていつまでもいたくなります。

ククサさんの本棚からこの日、手に取った社会心理学者、エーリッヒ・フロムの本。

彼の言葉にある〈「to have」という生き方と「to be」という生き方〉。

帰り道ではそんなことについて考えながら。


カフェ ククサ  愛知県豊橋市井原町58-9
      AM11:00~18:00
         営業日:水・木・金・土





# by myoujoulibrary | 2015-03-01 12:31 | 写真(pictures)

by myoujoulibrary